誰に対しても
心をオープンにすることが大切
「自分には人を使う才能などない」。そう思っていた時期が、私にはありました。
高校を中退し、17歳で漁師の世界に飛び込み29歳で『明神丸』1号店の店長になってからも、とにかくがむしゃらに働き、店舗もスタッフの数も拡大させてきました。その過程で、もっと自分がやらなければいけないと思いながらも、私には自慢できる料理の腕があったわけでも、ビジネスの手腕があったわけでもなく、店長として経営者としてたくさん葛藤がありました。しかし、壁にぶつかるたびに私自身が心をオープンにして、スタッフと向き合い、話し合うことを大切にしたことが突破口となり、ここまで成長させることができたのだと思います。